尖閣問題で、海外メディアは日本に対して予想以上に厳しい

Posted By on 10月 26, 2012

この問題は、国が戦略を持って対応していかないと上手くいかない。
海外の展開について、特別なチームを組織して、賛成派を工作する工夫を取らないと仲間はずれになる。

3級の今の政治に期待するのは難しいが嘆いてるときではない。
だれか、立ち上がる国際派はいないのかな以下抜粋上海で反日デモが猛威をふるった9月半ばから昨日まで、香港やシンガポールなどを回った。
忘れないうちに、海外メディアのイで気づいたことをメモしておく。
1日本国内で尖閣諸島が日本固有の領土だとされているのと同じように、中国や香港、台湾では魚釣島は中国固有の領土で、日本によって不法占拠されているというのが常識で、日本の主張は一顧だにされていない。

日本では中国共産党の偏った歴史教育が原因といわれるが、香港や台湾は中国の教育制度とは切り離されており、表現報道の自由も保障されているのだから、共産党の一党独裁が終わったとしても、日本の主張が受け入れられてこの問題が解決することはない。
2中立系の香港の英字新聞では、日系企業や日系の店舗への暴力行為はChinaRiskとして批判的に報じられているが、反日デモの責任は日本政府にあるとされている。
3中国と距離のあるシンガポールでも、メディアのイは日本に対してきわめて批判的。
領土問題は原理的に解決不可能なのだから、問題化させないというのが国際社会の常識。

それを日本が国有化によって踏みにじったために反日デモを引き起こした。
これは、中国政府の主張とほぼ同じ。
4CNNのような欧米メディアは原則中立だが、中国問題の専門家などのコメントは領土問題に火をつけた責任は日本にあるというものが多い。
なかには、ドイツは第二次世界大戦の戦争犯罪について真摯に謝罪してヨーロッパの一員になったのに、日本がいまだに中国や韓国から激しい抗議を受けているのは、戦後日本の謝罪が足りないからだという解説もあった。
これは、慰安婦問題における韓国の主張とほぼ同じ。
なお、マイケルサンデルがこれからの正義の話をしようで、日本は慰安婦問題で韓国に謝罪すべきだと書いたように、これは欧米の知識層では一般的な主張と考えた方がいい。
5日本国内と、海外メディアのイはかなりの温度差がある。
国際世vは、日本人が思っているよりもはるかに日本に対して厳しい。
実態としては、日本が一方的に悪役にされているというのに近い。
とはいえ、尖閣問題が高い関心を持って報じられるのは領土を接する中国、香港、台湾だけで、マレーシアやインドネシアなどの東南アジア諸国ではシンガポールを除けばほぼ無関心。

これは、日本人が南沙諸島の領有権問題にまったく興味がないのと同じだろう。
6日本国内の議ヘ、日本語の壁のなかでガラパゴス化し、自己完結しているので、海外にはほとんど発信されない。
7日本のメディアは反日デモによる日系企業の被害のみを報じるが、ほんとうに悲惨なのは、香港や中国に根を下ろし、中国国内で工場を経営する中小の日本人事業者。
彼らの話を聞いたのだが、ひとたび標的にされれば黙って損失に耐えるしかない。
日本政府は、形式的には中国政府に補償を要求するが、当然、認められるわけもなく、あとは放っておくだけ。

国家の面子のために、これまで真面目に事業を営んできたひとたちが破産の危機にあるが、ほとんどの日本人は彼らの苦境になんの関心もない。
8この程度のことは、ほんの数日滞在しただけの私にでもわかるのだから、日本メディアの海外特派員は当然知っているはずだが、日本ではなぜかほとんど報じられない。

  • Sidebar 3

    Go to Themes >> Widgets >> Sidebar 3 to add the widget of your choice or edit "main_sidebar".php.

"Miscellaneous Information"

Add your custom text here. Maybe a little something about you or your site or your dog or your car or your hobbies or...whatever. You get the picture. :)


About the author